「部屋は完成したのに、予約が全然入りません…」
「やっぱり広告を出さないとダメですか?」
民泊を始めたばかりの方から、本当によくいただく質問です。
結論から言うと、広告やSNSにお金と時間を使う前に、やるべきことがあります。AirbnbやBooking.comが無料で用意してくれている機能を、まず使い倒すことです。
この記事では、次の3つが分かります。
- 予約が入らない原因を切り分ける方法
- 0円でアクセス数を増やす7つの打ち手
- 有料ツールを入れる前に試しておきたい無料機能
民泊歴8年・22軒を運営する鳩子のYouTube動画をもとにまとめました。
元動画はこちら:
鳩子:お金をかける前にできることが、実はまだたくさん残ってるんです。
まず確認!「見られていない」のか「見られているのに予約が入らない」のか
いきなり打ち手に入る前に、必ずやってほしいことがあります。
自分の部屋が「そもそも見られていない」のか、「見られているのに予約されていない」のかを確認することです。
AirbnbにもBooking.comにも、閲覧数が分かる実績画面があります。ここを見ないまま対策を打つと、まったく効かないところを直すことになります。
| 状態 | 何が起きているか | 直すところ |
|---|---|---|
| 閲覧数が少ない | 検索結果に出てきていない | 価格・レビュー・プロフィール・掲載先 |
| 閲覧数はあるのに予約が入らない | 見られたうえで選ばれていない | 写真・タイトル・説明文・料金設定 |
■ポイント:原因を切り分けてから動く。ここを飛ばすと、いくら直しても効きません。
0円でアクセス数を増やす7つの方法
ここからが本題です。すべて無料で、今日から手をつけられます。
STEP1:写真をプロに撮ってもらう
検索結果でいちばん最初に目に入るのが写真です。ここで選ばれなければ、説明文は読まれません。
自分のスマホで撮った写真と、カメラマンが撮った写真は別物です。同じ部屋でも印象がまったく変わります。
撮影自体は有料ですが、一度撮れば何年も使えます。費用対効果でいえば、最初に投資する価値がいちばん高いところです。
STEP2:タイトルに検索キーワードを入れる
リゾート系のお部屋なら、雰囲気の伝わるキャッチーなタイトルもありです。
ただ、都市型の物件で特に理由がないなら、スペックや場所などの検索キーワードを素直に入れたほうが分かりやすくなります。
おしゃれさより、探している人の言葉に寄せる。これが基本です。
STEP3:割引プロモーションを漏れなく付ける
週割、月割、直前割、早割。AirbnbにもBooking.comにも割引の機能が用意されています。
これを1つも設定していない部屋がとても多いんです。
5〜10%のような小さい割引でかまわないので、まず漏れなく全部付けてください。元の値段に線が引かれた状態で表示されるので、同じ金額でも見え方が変わります。
■ポイント:割引は「値下げ」ではなく「見せ方」。作っておくだけで効きます。
鳩子:ここで止まっちゃう人が本当に多いんですが、設定するだけなので5分で終わりますよ。
STEP4:スマートプライシングを活用する
Airbnbには、需要と供給に応じて自動で価格が上下する無料機能があります。
月に数千円かかる有料の価格調整ソフトを検討する前に、まずこの無料機能を使ってみてください。
注意点は1つだけ。下限を安くしすぎないことです。下限を低く置くと、そこまで自動で下がってしまいます。収支計算のときに決めた金額を下限にしましょう。
STEP5:基本料金の人数設定を見直す
ベッドが5〜6台あるのに、基本料金が「2人まで」になっている部屋があります。
これはとてももったいない設定です。少人数のゲストばかりが泊まることになり、1日の単価が上がりません。
大人数で泊まれる部屋なら、基本料金も大人数向けに設定し直しましょう。稼働日数を増やすより、1日の単価を上げるほうが早いことがよくあります。
STEP6:レビューを貯める
Airbnbでは、レビューが3件たまらないとスコアが表示されません。
逆にいうと、最初の3件を超えるところがひとつの山です。レビューが増えていくとスーパーホストやゲストチョイスといった称号も狙えるようになり、検索順位も上がりやすくなります。
部屋数が少ないうちは、良いレビューを貯めることが最大の差別化になります。
STEP7:ホストプロフィールを充実させる
意外と空欄のままになっているのが、ホストのプロフィールです。
まず顔写真。動画の中では、女性の写真や家族の写真のほうが有利だと言われている、という話も紹介しています。
そして自己紹介。なぜこの町で民泊をやっているのか、どんな趣味があるのか。ここが書いてあると、特に海外から来るゲストが安心して予約してくれます。
知らない国の、知らない人の家に泊まるわけですから。書き手が見えるだけで、選ばれる確率は変わります。
オマケ:Airbnbだけで戦わない
ここまでやってもAirbnbで予約が入らないなら、Booking.comにもつなげてみてください。
AirbnbとBooking.comは、両方のカレンダーを直接つなぐことができます。サイトコントローラーのような有料の管理ツールは必要ありませんし、手数料が上がることもありません。
予約がダブる心配もなく、掲載先が2つになります。
部屋によってAirbnb向き、Booking.com向きがあります。1つの窓口だけを見て「この部屋はダメだ」と決めてしまうのは、まだ早いです。
まとめ:広告の前に、無料機能を使い倒す
最後にこの記事のポイントをおさらいします。
- まず実績画面で「見られていない」のか「選ばれていない」のかを切り分ける
- 写真とタイトルは、選ばれるかどうかを決める入口
- 割引プロモーションは漏れなく設定する(小さい割引でOK)
- 有料の価格ツールの前に、無料のスマートプライシングを試す
- 基本料金の人数設定を大人数向けに直して単価を上げる
- レビューとホストプロフィールが検索順位と安心感をつくる
- それでも入らないならBooking.comを併用する
ここに挙げた7つは、すべて無料で、今日から手をつけられます。広告やSNSに手を出すのは、ここを全部やり切ってからで十分です。
鳩子:予約が入らないと焦りますよね。でも、直せるところはまだ残っています。一緒に一つずつ潰していきましょう。

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