この記事では、リフォームした民泊物件のビフォーアフターをご紹介します。

都内に民泊22軒、シェアハウス
4軒を経営する副業OL鳩子が
解説!
2年半ぶりに大規模リフォームを行った物件の全貌をお見せします◎
水回りはどう変えたの?
いきなり全部リノベするお金はないけど、
大丈夫?
最初はお金をかけずに始める方法ってある?
そんな声に応えるべく、ビフォーアフターの写真や工事費用、改修のコツなどをまとめています。



実際の現場で、どう整えていったのでしょうか?
これから民泊を始める人にも、既に運営中でリフォームを検討している人にも、参考になるはずです!
「いきなり1000万円のリノベなんて無理」という方も、できるところから始める選択肢が見えてくるはずです!
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民泊ビフォーアフター大公開!


今回ご紹介するのは、リフォームが完了した4階建ての民泊物件。



立ち上げた当初は費用が足りず、特に水回りの工事ができませんでした!
それから3年がたち、運営で得た利益をもとにリフォームを実施することに。
また、民泊物件は時間とともに劣化していくものです。
ですので、3年に1回くらい、物件をきれいに整えることをおすすめしています◎



それでは各階ごとのビフォーアフターを見ていきましょう!
全体的には、1階は据え置き、2~4階は大幅リノベとなっています♪
1階はそのまま活用!ダイニングスペースの工夫


1階部分は、3年前の立ち上げ時に整えていました。



そのため、今回は大きなリフォームをせずに、そのまま使用しています!
ダイニングスペースは、セミナーや飲み会などのコミュニティ活動でも活用できるようになっています。
準備しているもの
- スタッキングチェアを複数設置
- モニター(ネットテレビ)を導入
民泊利用だけでなく、+αの用途にも対応できるスペースです◎
2階は水回りを刷新!壁を新設して脱衣所とシャワーブースを確保




大きく生まれ変わったのが2階。



もともとキッチンだった場所を大胆に改装!
壁を新設して、脱衣所とシャワーブースをつくりました。
- キッチンは完全撤去
- 壁をつくって新たに脱衣所を設置
- シャワーブースを新設(10万以下の
モデル) - 洗面台も新品に交換
- 電気工事も追加で対応
小さな空間ながらも、特注サイズのシャワーブースを設置するなど工夫しています。



PIKA STUDIO(清掃会社)からの声も反映しました!
水回りはほぼすべて新しくなっています◎
また、IKEAのベッドに合わせてベッドサイドチェストを追加するなど、宿泊者の使い勝手にも配慮。
コンセント付きのヘッドボードがないという課題を、別の家具で補っています♪
3階はクローゼット撤去&ベッド追加で
快適性アップ




3階では、鏡付きの大きな備え付けクローゼットを完全撤去。
その分のスペースに、セミダブルベッドを1台追加しました。
- クローゼットを撤去し、ベッド3台に
- ベッドの間隔を広く取り、ゆったり感アップ
- 照明や家具の配置も調整



もともと2台だったベッドを3台に増やしました!
それでいて、狭苦しくならないレイアウトに仕上げたのがポイントです♪
清掃後の状態もかなり良くて、PIKA STUDIOも頑張ってくれています。
4階は最大定員UP&全面リニューアル




最上階の4階では、備え付けの古いクローゼットを撤去し、ベッドを3台から4台に増設。



すべてシングルベッドで、グループ利用にも対応しやすくなりました!
- 洗面台を新品に交換
- 壁・床・天井をすべて張り替え
- シングルベッドを4台配置
もともとは、立ち上げ時にお金がなくてそのままにしていましたが、今回はしっかりリニューアル◎



4階もこれで一気に使いやすくなりました!
工事費用とリノベの進め方のリアル


今回のリフォームにかかった費用は、合計で約350万円。



立ち上げ当初はお金が足りませんでした!
最小限の手入れで、なんとか運用をスタート。
運営を継続する中で得た利益を使って、2期目のリノベーションを実施しました◎
予算がなくても始められる
3年前のスタート時は、水回りもほぼそのまま。



今思えば、こんな状態で大丈夫だったのかと感じる部分も多かったです!
しかし、実際に回してみるとちゃんと稼働してくれました。
当時の物件を見学に来たサロン生から、「こんな状態からでも始められるんだ」と驚かれたことも。
実際にかかった費用(概算)
| 内容 | 費用目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 初期費用(物件取得・最低限の整備) | 約600万円 | 水回りや壁紙はほぼ手を入れずに運用開始 |
| 今回の第2期リノベ費用 | 約350万円 | 2~4階を中心に水回り・クロス・造作など全面改修 |
| 今後予定している階段室の改修 | 約100万円(予定) | 約2~3年後に計画 |
| 合計(見込み) | 約1000万円 | 4階建て・延べ約100坪の物件規模に相応 |
大規模な民泊物件は、本気で整えるとなるとこれぐらいはかかる、というリアルな数字。



ただし、この金額を一気に用意する必要はありません!
時間を分けて資することで、無理なく整えていけます。
全部を完璧にする必要はない
当初は掃除だけでなんとか使っていた設備も、今回はしっかり刷新。



その一方で、階段室など後回しにした場所もあります!
改修のポイント
- 使えるところはそのまま使う
- 不便が出てきた部分は思い切って手を入れる
- 予約の合間を縫って、4回に分けて工事を実施
- まりもさん(現場監督)に工事全体を一任し、信頼できる人に任せる
段階的リノベのすすめ
最初から全部やるお金がない、という方は多いと思います。



それでも大丈夫です!
今回のように、まずは最低限で始め、3~5年後に手を入れるという進め方もあります。
まずやりたいこと
- 照明(古ぼけた蛍光灯のような、部屋の雰囲気に合わないものの場合は変える)
- キッチン・エアコン・洗濯機置き場など、最低限必要なものがない場合は増設
- 水回りをリフォームする資金がない場合、シャワーヘッドだけでもきれいなものに交換
- 壁・床・天井が店舗仕様などの場合は変える
次の段階でやった方がいいこと(例)
- 脱衣所やシャワーブースの新設
- 壁を新設したり、古いキッチンを壊したりといった大規模リフォーム
- 洗面台を新品に交換
- 不要なクローゼットを壊して、ベッドを増台
- 立ち上げ時にはできなかった、壁・床・天井の張り替え



長く滞在しない階段室は、さらに次の段階に回しています!
大事なのは、メリハリと計画性を持って進めること。
一度に整える必要はないという実例が、この物件のビフォーアフターに詰まっています。
民泊ビフォーアフター大公開!|まとめ


この記事では、実際にリフォームを行った4階建て物件のビフォーアフターと、改修の進め方をご紹介しました。



最後に、今回のリノベから見えてきたポイントをまとめておきます!
- 最初は最低限の整備でスタートしても
大丈夫 - 売上が立ってから3年後に大規模リフォームという流れも現実的
- 全部を一気に直さず、優先順位を決めて進める
- 改修は予約の合間に実施すれば、機会損失も最小限に
最初からすべて完璧に整えなくても、工夫しながら育てていけるのが民泊のよさです。
今回のように、物件の規模や予算に合わせて、少しずつ理想に近づけていく方法もあります◎



今回の実例を参考にしてみてください!
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