民泊の保険はどうする?Airbnbと民間の違いを詳しく紹介!

民泊の保険はどうする?Airbnbと民間の違いを詳しく紹介!

この記事では、民泊の保険について解説しています。

世界中から民泊に宿泊する多くのゲストは、とても丁寧にお部屋を使ってくれます。

ですが、粗雑な過ごし方をするゲストも一部いて、部屋の備品やトイレ・部屋の壁など建物設備が破損することがあります。

自分だけで被害を負担していては、お金がいくらあっても足りないし、民泊が嫌になってしまいます。

そんなとき、Airbnbや民間の民泊保険に補償サポートしてもらうことで安心して民泊ビジネスが続けられます。

この記事でわかること
  • 民泊に保険は必要かどうか
  • Airbnbと民間保険の比較
  • 鳩子がAirbnb保険を利用した体験談

民泊はAirbnbやBooking.comなどOTA(オンライン旅行代理店)を利用して、世界中から多くのゲストに宿泊してもらいます。

基本的にお部屋は丁寧に使ってもらるのですが、なかには文化・感覚の違いから家具・家電などを壊してしまうゲストもいます。

そんなときAirbnbにはサポートプログラムがあったり、民泊に適用した保険があったり、ホストを助けてくれます。

Airbnbや民泊保険は「どのような保険でどのような補償内容なのか」を知って、民泊運営に役立てていきましょう。

Airbnb公式サポーターの鳩子が解説!

▶︎すぐにAirbnbと民間保険の違いを知りたい方は、ここをタップしてください。

目次

民泊の保険はどうする?

民泊運営するときの保険について、結論を最初にいうとAirbnbを利用していれば民間保険への加入は必要ありません!

民泊をはじめると国内外さまざまなゲストに宿泊してもらうことで、予期せぬ出来事に出会うことになります。

そして、トラブルや事故によって民泊に置いてある備品や設備などが壊れる被害に発展することもあります。

Airbnbなら、ホストを守る内容が充実しています!

民泊で民間保険への加入が必要かどうか考えるため、民泊を取りまく保険事情をチェックしていきましょう。

一般住宅用の保険が適用されないことがある

賃貸物件を契約すると、契約時に大半の方が火災保険に加入します。

民泊運営のため賃貸契約を結んだときも火災保険を契約している方がいると思いますが、民泊物件は補償を受けられないことがあります。

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物件種別使用用途適用する保険
住宅物件建物を居住用のみに使用する火災保険
併用住宅物件建物を居住用と民泊運営する火災保険、民泊保険
一般物件建物を民泊運営する民泊保険

上の図のように物件の使用目的によって物件種別が変わり、適用する保険が変わってきます。

一般的な火災保険は「居住用のみ」に使用している建物が対象のため、民泊物件は事業として使用する「一般物件」は対象外です。

ホストが生活する家で民泊をする家主同居型では「併用住宅物件」として火災保険が適用されます。

ですが、火災保険は民泊で訪れたゲストのトラブルや事故を想定した契約や補償内容となっていません。

火災保険の契約内容と民泊で想定されるトラブルや事故を照らし合わせて、万が一のときに備えましょう。

どんなトラブルや事故があるかは、民泊の先輩たちに聞くのが1番!

Airbnb保険を使った鳩子の体験談

Airbnbの保険は、ホストを守る内容が充実していると伝えましたが、私自身こんな体験があります。

あるとき、子ども連れで滞在したゲストから「ベッドが壊れている」というクレームが入りました。

ただ、そのゲストは物件がオープンした最初の方。

ベッドも量販店のものを新品で購入していて、絶対に簡単に壊れるはずはないと思っていました。

よくよく話を聞くと、壊れた原因はラグビーや格闘技でもやっていそうな体格の男の子がベッドで飛び跳ねていたことが原因!

その後、Airbnbのサポートが間に入ってくれて、ベッドの代金と壊れたベッドの処理費用を回収できました。

他にも、建物を破壊する強者も
いました!

民泊でのトラブル
  • 酔って壁を殴り、こぶし大の穴を開ける
  • 和室の砂壁にコーラをかけて、
    まだら状のシミを作る
  • 油を大量に使って調理する国のゲストが
    チェックアウト後、キッチンが油まみれ

家電・家具だけでなく、建物「壊れるものだ」と覚悟しておく必要があります。

壁の穴やシミも業者の見積もりをAirbnbに申告すれば、Airbnb経由でゲストから費用の回収や、Airbnb側で補償してもらえます。

Airbnbのホスト全員が使える
サポートだよ◎

Airbnbと民間の違いを詳しく紹介!

この章では、Airbnbが提供している保険プログラムと民泊保険の違いをチェックし、民泊ビジネスでのリスクマネジメントを考えていきましょう。

保険プログラムや保険を提供する
  • Airbnb
  • 日本民泊協会
  • jasmin(全国民泊同業組合連合会)
  • BrightReach

それでは、一つひとつ詳しくみていきましょう。

Airbnb保険の補償内容

Airbnbの保険は2つの補償プログラムに分かれていて、どちらもリスティング(民泊物件)登録して民泊運営すれば誰でもサポートが受けられます。

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基本の補償内容年額
ホスト責任保険プログラムゲストから第三者:100万ドル無料
ホスト損害保証規約ゲストから物件や所有物:300万ドル無料
引用先:Airbnb公式サイト宿泊利用規約

ホスト責任保険プログラム

ホスト責任保険プログラムは、ホストが安心してゲストを迎えるために提供されている保険です。

ゲストから第三者への賠償責任を、広い範囲でカバーしてくれます。

保証の範囲
  • ゲストがケガをした場合
  • ゲストがモノを壊した場合
  • ゲストが第三者にケガを負わせた場合

一方で、明確に補償の範囲外も規定されています。

保証の範囲外
  • ホストやゲストが故意に行った損害
  • 違法行為による損害
  • 現金や貴重品(宝石やアートなど)の
    盗難
  • 建物自体に問題があった場合の損害
  • 隣家での火事による損害(類焼) など

充実の補償内容!

ホスト損害保証規約

ホスト損害保証規約は、ゲストによって引き起こされた損害を補償するための保険です。

補償の範囲はこちらです。

補償の範囲
  • ゲストが物件や所有物(家具・家電
    など)を壊した場合
  • ゲストが過度に汚した清掃費用

補償のされない場合は、こんなケースです。

補償の範囲外
  • 現金や貴重品
  • 共同住宅の共有スペース
    (エレベーター、廊下など)
  • ゲストが故意に行った行為や違法行為 など

困ったときは、Airbnbサポートセンターに連絡だよ!

民間保険の補償内容

ここでは、3つの民泊保険をチェックしていきます。

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基本の補償内容年額
日本民泊協会
(民泊保険)
ホストからゲスト:1億円(免責なし)

ゲストからホスト・第三者:1億円(免責なし)
3.2万円(一律)
jasminホストからゲスト:1億円(免責なし)

ホストからオーナー:1億円(dの場合、免責10万円)
(a)火災 (b)破裂・爆発
(c)給排水設備に生じた事故に伴う漏水等 (d)突発的な事故

ゲストからホスト・第三者:1億円(免責なし)
50㎡未満
所有物件 2.4万円
賃貸物件 3.4万円

※50㎡毎に価格設定あり
BrightReach
(民泊専用保険)
基本補償(設備・家具):100万円

ホストからオーナー:3,000万円(免責0.3万円)
火災、破裂・爆発による近隣の建物等への損害:1億円

ゲストから第三者:5,000万円(免責なし・オプション)
Aプラン 4.5円(35㎡まで)

Bプラン 5.5万(65㎡まで)

Cプラン 7万円(100㎡まで)

Dプラン別途見積もり(100㎡以上)
引用先一覧
一般社団法人 日本民泊協会パンフレット
jasmin公式サイト
BrightReach公式サイト

民泊の民間保険は補償内容が異なります。

「誰が、誰に対して損害を与えたのか」によって補償の範囲が変わってくるため、内容を理解いて選んでいく必要があります。

Airbnb「ホスト責任保険プログラム」「ホスト損害保証規約」でカバーされている補償もあるので

自分にとって、安心と費用のバランスが取れたリスクマネジメントしていきましょう。

自分にとっての最適を
見つけよう!

民泊の保険まとめ

この記事では、民泊の保険について解説してきました。

最後にもう一度振り返ってみましょう。

民泊の保険まとめ
  • Airbnbを利用していれば民間保険は
    必要ない
  • Airbnbで補償される範囲を理解する
  • 不足に感じる部分は民間保険で補う

Airbnbの保険は広範囲をカバーしており、補償の上限額も充実しています。

民泊で起こりうるリスクを想定し、安心して民泊ビジネスに取り組めるリスクマネジメントを図ることが大切です。

とはいえ、文化も風習も異なる海外からの旅行者が起こすトラブルや事故を予測するには限界があります。

こんなとき、頼りになるのが民泊の先輩たち!

民泊を運営して培ってきた経験情報は、これから民泊を立ち上げる方にとっては喉から手が出るほど欲しいものです。

SNSやオフラインで知りあう機会があっても、限定的かつ単発的になってしまいがち。

未経験者が独学で得られる知識には限界があり、時間がかかってしまいます。

こんなとき、独学より3倍以上のスピード1/3の労力で民泊経営がスタートできる方法があったら知りたくないですか。

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