この記事では、民泊のインテリアや備品には、何がいるかを紹介しています。
物件を見つけて、保健所への届出を済ませ、いざ民泊をスタートできる状態になりました。
次にすることは、予約が次々と入る「売れるお部屋作り」です。
- 旅行者は目的や滞在期間がバラバラだけど、どんな部屋が選ばれるの?
- 鳩子さんって どんなインテリアで お部屋を作っているの?
- 副業で民泊を始められるか知りたい!

記事を解説するのは、副業で民泊をしながら社長より稼ぐ会社員 ぽんこつ鳩子です。
ゼロから予約が止まらなくなる「売れるお部屋」の作り方を徹底解説します。
上手にやりくりできれば20〜30万円ほどでお部屋を作ることもできますよ。
いっしょに やり方をチェックしていきましょう。
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民泊インテリアは何がいる?


民泊のなかで「インテリア」ってどんな役割があると思います?
ライバルとなるビジネスホテルや他の民泊と差を出す とても大事なアイテムなんです。
鳩子は「民泊が成功するかどうかは、物件で8割決まる」と感じています。
でも、民泊物件を探すライバルには、このジャンルに詳しい百戦錬磨の方々がいっぱい。



民泊初心者が、はじめの1軒から100点の物件を見つけるのは無理ゲーです。
「70点ぐらいかな〜」と思う物件でも、「インテリア」によって80点にも85点にも化けさせられるのです!
「100点のお部屋に近づけるためにインテリアを」と意気込んでも、予算という現実も、、。
鳩子も1軒目のお部屋作りでは、潤沢な資金もないなかでインテリアを揃えていったから、悩みもすごくわかります。
この経験も踏まえて、海外からの旅行者に選ばれる お部屋づくりやインテリア選びについて、チェックしていきましょう。
民泊インテリアはコンセプトを考えてから


海外からの旅行者といっても、家族や友人、ひとり旅といった幅広い旅行スタイルや旅行目的、宿泊期間などさまざまです。
全ての旅行者から、満足してもらう お部屋を作ることは不可能!
対象となる客層を設定し、ターゲットに合わせた お部屋を作っていくことが民泊の成功につながるでしょう。
鳩子が民泊をはじめたときには「海外からの長期滞在の旅行者」をメインターゲットに設定しました。



圧倒的に効率がいいんです!
1回の予約で、チェックイン/チェックアウトや掃除が必要だから、1泊2日の旅行者より、ロングステイしてくれる旅行者の方が楽。
「長期滞在の旅行者が泊まりたくなるお部屋」の答えとして辿りついたのが「暮らすように泊まれる」スタイル!
「暮らすように泊まれる」シーンが目にうかぶ部屋を作っていくことが、「売れるお部屋」の最重要ポイントになります。
「近所のスーパーで食材を買って、自分で料理できるキッチン」「ゆったり過ごせるリビング」をゲストは求めています。
民泊インテリアの揃え方


お部屋作りにおいて、どんなインテリアや備品、小物を用意するかも重要なポイントです。
頑張って用意しなくていいものから、疎かにしているとゲストからの苦情につながるものもあります。
まずはインテリアの揃え方をチェックしていきましょう。
コストを抑えるのに役立つのが、リサイクルショップやフリマサイト、地元情報の掲示板サイト「ジモティー」です。
ジモティーは地域ごとにいろいろな情報が掲載されているサイトです。
いらなくなったものをタダや格安で譲ってもらえる情報がいっぱいあります。
新品で家電を揃えるときには、大手の家電ショップにある「一人暮らし向け◯点セット」が便利です。
レンタル業者から借りるという選択肢もあるけど、購入するより割高になることが多いですよ。



家電は機能がシンプルなのを選んでください!
日本人でも使いこなせない高機能な家電は、日本語がわからない海外ゲストはなおさら使えません。
使い方がわからないってクレームはあっても、「機能がシンプルすぎる」ってクレームは今までないです。
電子レンジなら温めるだけ、エアコンなら冷房と暖房でOK!
民泊に必要なインテリアと備品リストを紹介!


民泊に必要なインテリアや備品を紹介するよ!
- ベッド
- テーブル
- ソファー
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- レンジ
- ドライヤー
- アイロン
「テレビやエアコンは必要ないの?」と思いましたか?
地域や季節によっては必要な物件もあるけど、必須ではありません。
設備が完璧じゃなくても、ゲストのニーズをつかんだ物件情報をアピールしていけば、予約は入ります。



こだわりのインテリアや高価な家具・家電で背伸びをする必要はありません。
家具や家電は汚れることや壊れることがあります。
備品がなくなっていることもあるのが民泊です。
「民泊の家具・家電は消耗品」と思って丁度いいくらい。
airbnbなどの民泊ポータルサイトでは、ゲストが壊したこと、なくしたことを証明できれば補償してもらえます。
- 枕・かけ布団 などの寝具類やシーツ・布団カバー などのリネン類
- バスタオル・ハンドタオル・ティッシュ類
- 鍋・フライパン・トング・さいばし などキッチン用品
- サラダオイル・塩・コショウ などの基本的な調味料
- 皿・茶碗・スプーン・フォーク・はし など
- リビングの床に敷くラグマットやクッション など
- 掃除道具(滞在中はゲストが掃除をします)
- 石鹸・シャンプー・リンス・ヘアブラシ などのアメニティ
これだけの生活雑貨をまとめ買いするとなると、4〜5万円くらいはかかります。
リネン類やタオルなどは定期的に交換が必要。
トイレットペーパーやティッシュなどの消耗品は、ストックを置いておく必要がありますね。
民泊インテリアと備品を選ぶポイント


ここではインテリアや家具、小物・生活雑貨などを選ぶポイントを紹介します。
ゲストが全員座って食事できるリビング、明るくて清潔感があるベッドルーム!
「暮らすように泊まれる」スタイルを考えて、イメージにあわせたインテリアの充実を目指します。
鳩子の1軒目の物件は、4.5〜6.5畳の4部屋をゲストが宿泊する民泊用の部屋にしていました。
リビングやキッチンは、ゲストが共有するスペースになっていて、交流が生まれていました。



自然に「暮らすように泊まれる」民泊になっていました。
実は、フリマやリサイクルショップで集めた家具や備品でスタートして、3部屋はエアコンがない環境でした。
お部屋の設備は、資金に余裕ができてから買い揃えて、徐々に環境をアップグレードさせていきました。


現代の旅行者は、スマホだけでなく、パソコン、タブレットなど複数デバイスを持っているのが常識です。



Wi-Fi環境の充実が「売れるお部屋」の必須条件!
鳩子が運営する物件では、光ケーブルを引いて、固定型のホームタイプのWi-Fiルーターを置いています。
持ち歩きできるポータブルWi-Fiもあれば、ゲストに喜んでもらえること間違いなし。
ゲスト1人に3台端末があると思って、通信容量は余裕を持って準備しましょう。


生活雑貨は、リネンやタオルなどの小物類を白やアイボリー系で統一すると、写真映えしますよ。
寝具類は清潔感が重要!



シャンプー類は日本製が喜ばれます。
備品もそれなりのものを買いそろえると費用がかかってきます。
ニトリや無印良品、100円ショップを利用して、初期費用を抑えましょう。
インテリア、備品選びの裏技


「ちいさくはじめる民泊」のため、なるべく自分でやることが基本。
まずは、airbnbで「スーパーホスト」のお部屋をリサーチです。
スーパーホストとは、airbnbでゲストからの評価が高い運営者。



センスが良く、明るくて広そうな お部屋ばっかりじゃない?
ゲストが写真を見て泊まる部屋を決めるので、写真映えする お部屋を作ることがとても大事。
鳩子が運営している お部屋の多くは、間取りは標準で、築古物件もあります。
取り立ててオシャレでもなく、インテリアはシンプルで、ナチュラルテイストのアイテムで構成されています。
ただ、写真で、明るく広く見えるようなお部屋を心がけています!


お部屋のコンセプトが決まっても、実際に家具や小物の購入、配置していくのは難しいですよね。
予算にゆとりがあるなら、お部屋づくりのプロ「インテリアコーディネーターさん」にお願いする方法も一つです。



鳩子もほとんどの物件をインテリアコーディネーターさんにお任せしています。
インテリアコーディネーターさんは、予算を伝えれば、その範囲内でインテリアを考えて、選んでくれます。
鳩子がお願いしているインテリアコーディネーターさんの費用は1部屋あたり8〜10万円ほど。
プロの手が入ったお部屋は、見違えります!
予算に合わせて、ワンポイントでプロの手を借りるのもアリ。
知人の紹介やお仕事マッチングアプリ「ココナラ」などで探せますよ。
民泊インテリアと必要な備品まとめ


民泊のインテリアや小物・生活雑貨の備品リスト、お部屋作りのポイントを紹介してきました。
最後にポイントを振り返りましょう。
- 対象となる客層を決めて、ニーズにあわせた お部屋作り
- 写真映えする、明るくて広くみえる お部屋がゲストに選ばれている
- 予算内でやりくりし、なるべく初期費用をかけない



ワタクシのコンセプトは、海外から長期に滞在する旅行者が「暮らすように泊まれる」でございます。
コンセプトが決まれば、「暮らすように泊まれる」ためのインテリアや必要な備品を選べます。
予算にゆとりがあれば、プロのインテリアコーディネーターさんのアドバイスを受けるのもおすすめ!
今は民泊物件を探し中って方も、airbnbの「スーパーホスト」をリサーチすると物件を契約した後の流れがつかめます。
求めるゲストに選んでもらえるお部屋は、写真映えが最適解の一つです!