この記事では、スマートロックの危険性と導入に関しての注意点や対策を解説しています。
いざ民泊の運営を始めようとしたときに、ふと悩むのがゲスト(旅行者)への鍵の受け渡し。
直接鍵を渡したり、キーボックスに鍵を入れておく方法もありますが、鍵の紛失・盗難が心配になっている人もいますよね?
そこでオススメなのが、スマホアプリや暗証番号で鍵を解錠できるスマートロックです。
専用キー、暗証番号、指紋認証、ICカードなどで施・解錠を行う電子錠です。
はじめてスマートロックを導入する人が気になる、「安全性」や「気をつけたい注意点」をお伝えします。

副業で民泊14軒、シェアハウス4軒を運営する鳩子が解説!
種類が非常に多いスマートロック。
選び方を間違えたり対策を怠ったりすると、締め出しや最悪の場合ハッキングされる可能性もあります…!
正しく安全に使うにはどんな対策をすればいいのか、チェックしていきましょう!



セキュリティだけでなく、手間や時間のカットにもつながります!
スマートロックの危険性とは?


スマートロックは一言で言うと電子錠です。
ドアのサムターン(内側の金具)に設置することで、スマートフォンやICカードなどで施・解錠が可能になります。
そんなスマートロックも使い方次第では大きなトラブルの原因になってしまうこともあります。



「スマートロックを設置しなきゃよかった…」なんて思いたくないですよね…
そこで、ここではスマートロックの危険性について解説していきます。
順に見ていきましょう。
危険性①充電切れや故障で締め出される


スマートロックは、本体の充電切れにより家に入れなくなる危険性があります。
スマートロックは基本的に電池式。
電池が切れてしまうと施・解錠ができなくなってしまいます。
また、電池切れ以外にもスマートロック本体の故障や不具合により、予期せず施・解錠ができなくなる可能性も0ではありません。



電池交換の際に、スマートロック本体も不具合がないか、チェックしましょう!
同様に、鍵の役割をするスマートフォンの電池切れ・故障により、スマートロックの解錠ができなくなってしまうことも考えらえます。
危険性②ハッキングされるリスク
Wi-FiやBluetoothの通信を行い、施・解錠を行うスマートロックではハッキングのリスクがあります。
スマートフォンはもちろん、ICカードを利用するタイプのスマートロックでも、鍵の解錠にはBluetoothなどの無線通信が必要。



かざしたICカードの情報を、無線通信で本体に送って読み取る方式です。
ハッキングのリスクはパソコンやスマートフォンなど、無線通信を行うもの全般に言えることですが、家の鍵となると一段と敏感になる人も多いはず。
もちろん、一般に流通しているスマートロックはセキュリティ対策がきちんと行われているものがほとんど。
それでも悪質なハッキングの手口に対応しきれないスマートロックもあり、攻撃を受けてしまう危険性があります。
危険性③設置できないケースもある
スマートロックは、大きく次の3タイプに分類できます。
- 貼り付けタイプ
- シリンダー交換タイプ
- 穴あけタイプ
シリンダー交換タイプや穴あけタイプはドアを加工することになるため、取付工事費が必要になることがあります。
一方で貼り付けタイプはテープなどで簡単に設置できるので、手間や初期費用を抑えたい人にオススメです。



賃貸のような、取り付け工事が難しい物件でも使えます◎
ただし、貼り付けタイプでも設置不可となる場合があるので注意が必要です。
- ドアの形状が古い
- つまみの形状が特殊
- スマートロックを設置するスペースがない
- ドアが薄すぎるor厚すぎる
以上のような点からスマートロックを設置できないこともあるので、購入前には十分に確認しましょう!
スマートロックで気をつけたい注意点と対策を紹介!


ここまでスマートロックの危険性について解説してきました。
中には、「スマートロックを使う意味って本当にあるの?」と不安に感じる人がいるかもしれません。
ただ、先ほど挙げた危険性を適切に対策できれば、スマートロックはゲスト・ホストを支えるを強い味方になります。
スマートロックを使うことで得られるメリットとして、大きく次のことが4つが挙げられます。
- ゲストが鍵を紛失するリスクの軽減
- 鍵の閉め忘れの防止
- ピッキング対策
- 入退室の記録を自動化



ゲストの入退室の記録ができるのは、ホストの大きな負担軽減になりますね。
このように防犯性・利便性・効率性に長けているのが、本来のスマートロックの魅力です。
ただ、選び方や使い方を誤ると家から閉め出されてしまったり、最悪の場合第三者にハッキングされてしまう危険性がありましたよね。
そこでここでは、スマートロックを使いこなすために気をつけたい注意点や対策を解説します。
順に解説していきます。
注意点と対策①スマートフォンの紛失やバッテリー切れに注意する
スマートフォンがバッテリー切れ、紛失してしまうと締め出されてしまうことになります。
民泊を利用するのは「旅先の宿泊施設として」というゲストがほとんど。
観光中にスマートフォンのバッテリーが無くなってしまったり、中にはスマートフォンを紛失してしまい解錠できなくなってしまうゲストがいるかもしれません。
そんなときの対策には、複数の解錠方法に対応したスマートロックを選ぶことが有効です。
- 専用キー
- 暗証番号
- 指紋認証
- ICカード
これらの解錠方法を備えたスマートロックなら、スマートフォン不要で施・解錠が可能になります。
万が一に備えて、スマートフォンを持っていなくても解錠できるタイプも便利でオススメです。



解錠方法を併用できるタイプもあるので、選ぶときにはよくチェックしましょう。
注意点と対策②通信環境は安定させる


- スマートフォンのOSをアップデートしていない
- Wi-FiやBluetoothの接続不良
以上のことが原因で解錠できなくなるトラブルは少なくありません。
このようなトラブルを避けるために、意識してほしいコツは2点あります。
- 施設内の通信環境が安定しているか定期的にチェックする
- スマートロックの通信範囲内に電波を発する他の通信機器を設置しない



スマートフォンのOSのアップデートはゲスト次第ですが、ホスト側でできる対策はしておきましょう◎
「Wi-Fiの通信速度や安定性が不安」「Wi-Fiの種類が多すぎて選べない」という人は民泊Wi-Fiから選ぶのがオススメです。
こちらの記事ではゲストにも、ホストにもオススメの民泊Wi-Fiをわかりやすく解説していますので、参考にどうぞ。


注意点と対策③充電残量が確認できるスマートロックを選ぶ
意外と盲点なのが、スマートロック本体の充電切れによるトラブル。
商品によって差はあるものの、スマートロックは半年~2年間ほどで電池を交換する必要があります。
多くのスマートロックは電池式なので、停電時に締め出されるという心配は不要です。
一方で、バッテリー残量が分からず、ゲストの宿泊中に電池が切れてしまう危険性があります。



ゲスト宿泊中の電池切れはトラブルのもとになりかねません…
スマートロックを選ぶときに、バッテリー関係で最低限確認が必要なポイントは次の2つです。
- 電池の持ちが良いもの(1~2年)
- 電池の残量が分かるもの
この2点は確認するようにしましょう。
また、電池残量をスマホアプリで確認できるものを選べば電池の交換忘れも防げます。
注意点と対策④故障時はサポートセンターへすぐに連絡する


どれだけ対策していても、スマートロックが予期せず故障してしまうことはあります。
スマートロックが故障してしまった場合は、サポートセンターに連絡し対応してもらうことが有効です。



きちんとしたサポートをしてくれるところなら、連絡後すぐに対応してくれます。
サポートセンターでは修理や交換、トラブルシューティングなどの対応ができ、状況に合わせて適切なサポートを受けられます。
いつでも問い合わせできるように電話番号を把握し「最近調子が悪いな」と感じたときは早めに連絡するようにしましょう。
また、万が一「ゲストがスマートロックなどの設備を破損した」や「ホストがゲストにケガを負わせた」ということがあるかもしれません。



しかもそのトラブルが外国人相手だと、どう対応すればいいのか難しいですよね。
そんな時にオススメなのがAirbnbです。
Airbnbはざっくり言うと、民泊専用の予約サイトになります。
Airbnbの魅力はそのサポート体制の充実度です。
- ゲストによる破損が生じても、最大1億円まで補償してくれる
- ホストがゲストにケガ、所有物を破損させてしまっても、ホストを保護してくれる
- 24時間365日電話チャットでサポート・英語にも対応
初心者でも安心して民泊運営を始めることができます。
Airbnbの詳細はこちらの記事で徹底的に解説していますので、参考にどうぞ。


注意点と対策⑤セキュリティ対策が万全なスマートロックを選ぶ
Wi-FiやBluetoothの通信により施・解錠を行うスマートロックでは、常にハッキングのリスクが伴います。
もちろん、現在一般的に流通しているスマートロックはハッキング対策が施されたものがほとんどです。
が、ハッキングの手口も日々変化しているため、従前の対策では対応しきれない可能性もあります。
セキュリティを高めるためには、以下の点に注意しましょう。
- スマートロックの通信を暗号化できるものを選ぶ
- スマートロックを使用しないときはBluetoothをオフにする
- 独自のセキュリティ対策を実施しているスマートロックを選ぶ
また、スマートロックの中には銀行でも用いられているような強固なセキュリティ対策を行っているものもあります。
万が一のトラブルや事故を避けるためにも、より強固なセキュリティ対策を行っているスマートロックを選ぶのもオススメです。



防犯を気にして民泊施設を選んでいるゲストも少なくありません。
注意点と対策⑥購入前にドアの形状を詳細に確認する
ドアの形状次第では、スマートロックが対応していないものもあります。
性能やデザイン、セキュリティ面で満足してもそもそも取り付できないなんて可能性も…
- ドアが引き戸
- サムターン(ドアの室内側の金具)が規格外
- スマートロックの設置ペースがない
- ドアノブに鍵がついている
上記の理由から、ドアとスマートロックに互換性がなく設置できないということは少なくありません。
そのため、スマートロックを選ぶときは以下の点に注意しましょう。
- ドアやサムターンの形状、ドアの厚み、サムターン周辺のスペースを確認する
- 貼り付けタイプなど、多種類のドアに対応しているスマートロックを選ぶ
- 民泊施設を選ぶときから、スマートロックを使いやすい物件を選ぶ
確実なのは、物件選びの際にスマートロックを設置する前提でドアの規格を確認しておくことですね。
すでに物件が確定してしまっている方は、広く互換性がある貼り付けタイプのスマートロックから探していきましょう!



また、貼り付けタイプなら設置工事不要で、初期費用を抑えることもできますよ◎
スマートロックの危険性とは?気をつけたい注意点と対策のまとめ


この記事では、スマートロックの危険性や、気をつけたい注意点と対策を解説してきました。
最後にもう一度、おさらいしておきましょう。
- スマートロックには充電切れやハッキング、規格外で設置不可という注意点がある
- スマートロックの故障や電池切れには定期的な確認が有効
- ハッキング対策やドアへの設置可否は購入前に要チェック
鍵の紛失防止や入退室の記録化など、上手く活用できればホスト・ゲスト双方に防犯性・安全性・効率性大幅アップが見込めるスマートロック。
スマートロックの危険性を理解し、万が一のトラブルを避けるためにも、購入前にセキュリティ面に問題がないかの確認は必須。
また、スマートフォンの充電切れなどゲスト側のトラブルにも対応できるよう、複数の解錠方法を兼ね備えたスマートロックを選ぶのもオススメです。



民泊は様々な人が利用するからこそ、安全性・効率性は大切です!









